ただのネットワークエンジニアに仕事はない？今後がヤバい人の特徴3つ

今後「ネットワークエンジニアに仕事はない」と聞いたことはないですか？

はっきり言えば、ネットワーク以外の知識がないエンジニアだと、今後の仕事はなくなっていくでしょう。

とはいえ、ネットワークエンジニア自体の需要は高いため、今後も仕事がなくなることはありません。

世の中のネットワーク利用率は拡大し、ネットワークエンジニアの求人数も増え続けているからです。

そんな今回は、大きく以下の3点について解説します。

これからもネットワークエンジニアとして仕事を続けるなら、本記事を読んで早めに対策をしましょう。

ネットワークエンジニアは今後の仕事がない？

はじめに結論をお伝えすると、ネットワークエンジニアの仕事はなくならないです。

ITインフラを支えるネットワークエンジニアは、これからも需要があります。

そんな本章では、ネットワークエンジニアの仕事がなくならない理由を3つ紹介します。

ネットワークは生活に必要不可欠

ネットワークはわたしたちの生活を支えるインフラの1つであり、なくてはならない存在です。

Google検索はもちろん、SNS、動画、ネットショッピングなど、ネットワークがなければ使えません。

また幅広い分野でIT化が進み、他の業界でもネットワークは必要不可欠です。

とくに、これらの業界でネットワークにトラブルが起きれば、混乱は避けられません。

ネットワークエンジニアは、ネットワーク環境を作り・守る仕事です。

IT化が進む世の中では、今後もネットワークエンジニアの役割は大きいでしょう。

ネットワーク利用率の増加

ネットワークの利用率が急激に増えているのは、知っていましたか？

総務省によると、インターネットトラヒックは2019年から2021年のわずか2年で約2倍に増加しました。

※インターネットトラヒックとは、一定時間内にネットワーク上で転送されるデータ量のこと。

また、2030年には2021年の30倍以上、2050年には4,000倍も利用率が増えると予測されています。

インターネットトラヒックが増えている理由は、以下の5つです。

ただし、ネットワークの利用が増えると、以下のリスクが発生します。

ネットワークエンジニアは、利用量が増えるインターネットのトラブルを回避・解決するためにも、欠かせない存在です。

新しいネットワーク技術への対応

IT業界は変化が激しいため、新しい技術に対応したネットワーク構築が必要です。

昔のネットワークエンジニアは、オンプレミス（自社に設置したサーバー）に対するネットワークの設定が主流でした。

しかし現在は、クラウドサービスを利用する会社が68.7%まで増えたため、クラウドにも対応できるネットワークエンジニアが求められています。

またクラウド以外にも、以下の技術に対応したネットワーク構築は必要不可欠です。

IT技術が発展し続ける限り、ネットワークエンジニアの活躍の場は広がってきています。

ネットワークエンジニアで仕事がない人の特徴

今後もネットワークエンジニアの需要は高いです。

しかし残念ですが、今までと同じただのネットワークエンジニアだと仕事はなくなるでしょう。

本章では、10年後にネットワークエンジニアで仕事がない人の特徴を解説していきます。

ネットワーク以外の知識がない

ネットワーク以外の知識がないと、今後は仕事がなくなります。

クラウドサービスや5Gの普及にともない、ネットワークエンジニアに必要なスキルが変化しているからです。

IT技術の発展により、ネットワークエンジニアの担当範囲は広がりました。

今後はネットワークだけではなく、以下の技術を含む、総合的なITインフラの知識が必要です。

ネットワークの知識しかないエンジニアがなにもしなければ、時代に置いていかれるでしょう。

運用・監視しか経験がない

運用・監視しか経験がないネットワークエンジニアは、今後の仕事はなくなります。

マニュアル化された作業がメインの運用・監視は、AIに仕事をとられる可能性が高いからです。

また運用・監視の仕事は、高いスキルが必要ありません。

若手で対応ができてしまうため、年収が高い運用・監視のベテランは必要なくなるでしょう。

もし、今の時点で運用・監視しか経験のない人は、早めに構築・設計の仕事を経験しましょう。

このままでは、ネットワークエンジニアの世界で生き残れなくなります。

30代以上の未経験者

ネットワークエンジニアは未経験からも転職がしやすい仕事ですが、30代は違います。

「未経験を育てるなら20代まで」としている会社がほとんどのため、30代で未経験のネットワークエンジニアには仕事がありません。

結果として、未経験歓迎の求人に応募をしても、ほとんど面接にも進めないでしょう。

仕事がないネットワークエンジニアにならない方法

ネットワークエンジニアが活躍し続けるには、どうすれば良いのでしょうか。

本章では、仕事がないネットワークエンジニアにならない3つの方法を紹介します。

ネットワークの構築・設計スキルを身につける

最低限やるべきことは、ネットワークの構築・設計スキルを身につけること。

AIで自動化できる仕事は、単純作業の運用・保守・監視までだからです。

そのため構築・設計ができるネットワークエンジニアは、仕事がなくなることはありません。

また、ネットワークの構築・設計スキルを身につけておけば、キャリアパスの選択肢も増やせます。

今の会社でネットワークの構築・設計にたずさわる機会があれば、積極的に挑戦しましょう。

ただ、何年も運用や監視しかやらせてもらえないなら転職を考えたほうがいいかもしれません。

30代までに構築・設計の経験をしておかなければ、転職もむずかしくなりますので。

他の専門分野も学ぶ

今後も必要とされるなら、ネットワーク以外の分野も学びましょう。

ITインフラ全般の知識・スキルがあると、ネットワークエンジニアの中でも貴重な存在となれますので。

具体的には、以下の技術を学ぶと良いでしょう。

何から学べば良いのか悩んでいるなら、まずはクラウドサービスから勉強するのがおすすめです。

クラウドサービスは今後も需要が増え続けるため、早めにスキルを身につければ活躍の場が広がります。

ネットワーク以外の知識があれば、あなたが活躍できるシーンは広がります。

今後のキャリアのために、新しい技術を積極的に学んでいきましょう。

仕事がある優良企業へ転職する

あなたがいる会社は、今後も仕事がある優良企業でしょうか。

そもそも論ですが、仕事がない会社ではネットワークエンジニアに活躍の場はないです。

スキルを身につけるのはもちろんですが、早いうちに将来性のある優良企業へ転職しましょう。

ちなみに、ネットワークエンジニアの仕事がある優良企業の特徴は、以下のとおりです。

くわしくは「ネットワークエンジニア優良企業ランキング」の記事で紹介しています。

ぜひ、転職時に会社選びの参考にしてください。

ただのネットワークエンジニアに仕事はない？まとめ

本記事では、ただのネットワークエンジニアに仕事はない理由について解説しました。

とはいえ、ネットワークエンジニア自体需要は高く、仕事がなくなることはありません。

今後もネットワークエンジニアとして活躍するなら、スキルを身につけて、優良企業で働きましょう。

もし、将来性のない会社にいたり、運用・監視しかできないなら、早めに転職を考えてください。

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