ネットワークエンジニアの夜勤が楽な理由5選！夜勤が楽じゃない会社も紹介

どんな仕事でもそうですが、「夜勤」って聞くと大変そうですよね…。

ただ、ネットワークエンジニアの夜勤は楽なのを知っていましたか？

そんな今回は、ネットワークエンジニアの夜勤が楽な5つの理由を解説します。

また避けるべき、夜勤が楽じゃない会社の特徴もお届けします。

ネットワークエンジニアに興味はあるけど、夜勤が不安な人はぜひご覧ください！

ネットワークエンジニアの夜勤が楽な理由

まずは、ネットワークエンジニアの夜勤が楽な理由を5つ紹介します。

それぞれの理由を詳しく見ていきましょう。

トラブルがなければ暇

ネットワークエンジニアの夜勤は、ネットワークに問題がないかを監視する仕事が基本。

障害やトラブルがおきなければ、チェック作業だけで暇な時間が多いです。

なにか問題が起きれば大変ですが、トラブルがなければ暇な時間を次のように使えます。

仕事中に自由な時間があることから、ネットワークエンジニアの夜勤が楽と感じる人は多いです。

満員電車にのらない

ネットワークエンジニアの夜勤は、夕方や夜からの出勤です。

朝の満員電車に乗る必要ないため、通勤が楽という声は多くあります。

また、帰宅ラッシュを避けた時間で仕事が終わるため、帰りも満員電車を避けられます。

通勤のストレスは、集中力が下がってしまい、仕事にも影響します。

ネットワークエンジニアの夜勤は満員電車にのらないため、余計なストレスを感じることなく仕事ができるでしょう。

シフト制だから定時で終わる

ネットワークエンジニアの夜勤は、2交代または3交代のシフト制がほとんどです。

シフト制だと決まった時間で交代になるので、定時で仕事を終わります。

仮にトラブルが起きても、よほど大きな問題でなければ、次の人が業務を引き継いでくれるのです。

余計な残業がないため、ネットワークエンジニアの夜勤は楽だといえるでしょう。

仕事がマニュアル化されている

ネットワークエンジニアの夜勤では、若手向けの運用・監視がメインです、

次のような単純作業が多いため、仕事をマニュアル化しています。

イレギュラーな対応が少なく、何回か作業をすれば手順が覚えられます。

やるべきことがハッキリしているのは、ネットワークエンジニアの夜勤が楽な理由の1つです。

深夜手当で給料が多い

ネットワークエンジニアの夜勤なら、日中の仕事より楽に給料をアップできます。

夜22:00～朝5:00に仕事をすると、深夜手当で通常より25％上乗せして給料がもらえるからです。

労働基準法 第三十七条（深夜の割増賃金）

使用者が、午後十時から午前五時まで（厚生労働大臣が必要であると認める場合においては、その定める地域又は期間については午後十一時から午前六時まで）の間において労働させた場合においては、その時間の労働については、通常の労働時間の賃金の計算額の二割五分以上の率で計算した割増賃金を支払わなければならない。

引用：労働基準法-e-Gov法令検索

時給2,000円を例にすると、夜勤では1日＋3,500円も給料が多いです。

	夜勤（深夜手当あり）	日勤（深夜手当なし）
基本時給	2000円	2,000円
深夜手当 （25％増）	500円	0円
勤務時間	7時間	7時間
合計金額	17,500円	14,000円
給料 アップ額	＋3,500円	＋0円

ちなみに、「深夜手当」と「夜勤手当」は違うのは知っていましたか？

「深夜手当」は法律で決められた賃金ですが、「夜勤手当」は会社が福利厚生の一部として支給している手当です。

ただし、夜勤手当の有無や金額は、会社によって違います。

ネットワークエンジニアに転職するなら、「夜勤手当」を含めた福利厚生が充実した優良企業を目指しましょう。

ネットワークエンジニアの優良企業については、以下の記事でまとめているので、ぜひご覧ください。

ネットワークエンジニアの夜勤が楽ではない意見

もちろん、ネットワークエンジニアの夜勤は楽ではないという意見もあります。

それぞれの意見を詳しく見ていきましょう。

生活リズムが乱れる

ネットワークエンジニアの夜勤は、生活リズムが安定しないです。

日勤と夜勤が不定期にあるシフト制もめずらしくなく、睡眠時間がバラバラになってしまいます。

しっかりと休養が取れず、身体を壊してしまう人もいます。

もちろん、夜勤明けは必ず休みにしてくれるなど、健康面をきちんと考えてくれている会社もあります。

夜勤がある会社へと転職する場合は、どういったスケジュールで仕事をするのか確認するようにしましょう。

年末年始も出勤

ネットワークは、24時間365日の安定稼働が求められます。

そのためネットワークの運用・監視を担当する人は、年末年始やゴールデンウィークも出社しなければなりません。

土日や祝日はもちろん、長期休暇でもシフトが入る可能性は十分にあります。

とはいえ、「ネットワークエンジニア＝長期休暇がない」というわけではありません。

時期をずらし、交代で長い休みを取ったりしますので。

また、ネットワークの上流工程は日勤が基本です。

夜勤がなくなるため、年末年始やゴールデンウィークをゆっくり過ごせます。

障害がおきると大変

ネットワークエンジニアでは、大きな障害が起きると大変です。

すばやく以下の対応をしなければなりません。

しかし夜勤では、関係者への連絡がつきづらく、スムーズな対応ができないこともあります。

また規模が大きな障害だと、夜勤が終わっても帰ることができません。

帰る直前でネットワーク障害が起きてしまい、つらい経験をしている人もいますので。

夜勤終わる！って直前に重大なネットワーク障害起きて残業よ😢😢
つれぇ

— 🐈 (@Ree_Fia) September 3, 2021

夜勤終わったーー！🙌🏻
って思ったのも束の間、職場のネットワーク障害が発生したので帰れません…
ネットワークエンジニアは職場で僕だけ…

— もっちー＠P・Mix (@MocchiMusic) August 7, 2020

ネットワークエンジニアの夜勤が楽じゃない会社の特徴

それでは、どんな会社だとネットワークエンジニアの夜勤が楽じゃないのでしょうか？

本章では、ネットワークエンジニアの夜勤が楽じゃない会社の特徴を3つご紹介します。

ネットワークエンジニアが少ない会社

ネットワークエンジニアの人数が少ない会社は、夜勤が大変です。

夜勤に対応できる人が少ないため、次のようなデメリットがあります。

急に体調が悪くなっても、夜勤を変わってくれる人がいないのはつらいです。

また深夜に大規模なトラブルが起きたとき、1人で夜勤をしていたら対応はできません。

問題はどんどん大きくなり、取り返しがつかなくなることもあります。

ネットワークエンジニアが1人だけの会社もありますが、その人が辞めたらどうするのでしょう…。

あまりにもネットワークエンジニアが少ない会社は、夜勤だけじゃなく仕事が大変になるので注意してください。

深夜手当がない会社

深夜手当がない会社は違法なので注意しましょう。

深夜手当は、下記のように労働基準法で支払いが義務づけられているからです。

労働基準法 第三十七条（深夜の割増賃金）

使用者が、午後十時から午前五時まで（厚生労働大臣が必要であると認める場合においては、その定める地域又は期間については午後十一時から午前六時まで）の間において労働させた場合においては、その時間の労働については、通常の労働時間の賃金の計算額の二割五分以上の率で計算した割増賃金を支払わなければならない。

引用：労働基準法-e-Gov法令検索

もらえるはずのお金がもらえないのは、タダ働きといっしょです。

仕事の内容が楽だったとしても、あなたにとってプラスになることはありません。

もし深夜22:00～翌朝5:00まではたらいたのに、給料が増えていなければ今すぐにでも転職をおすすめします。

ちなみに、「夜勤手当」は会社の福利厚生のため、支給されない場合もあります。

深夜手当と間違いやすいため、違いは覚えておきましょう。

40代でも夜勤をしている人がいる会社

40代になっても夜勤をしたいですか？

もし40代でも夜勤をしている人がいる会社なら、あなたも10～20年後は同じ働き方をするでしょう。

40代でも夜勤をしている人がいる会社は、次のような特徴があります。

仮に仕事は楽でも、将来性はまったくありません。

若いときは良かったとしても、将来つらい思いをすることになります。

ネットワークエンジニアの夜勤が楽な会社で働く方法

ネットワークエンジニアの夜勤が楽な会社を見つけるなら、IT専門のエージェントに聞くがおすすめです。

求人サイトや企業のホームページでは、夜勤がどうなっているのかイマイチわかりません。

また夜勤が大変な場合、採用担当も本音では語ってくれません。

しかしIT専門のエージェントであれば、詳しい求人内容を把握するため、会社の裏側まで確認しています。

会社の評判はもちろん、ネットワークエンジニアがどんな仕事をしているかも詳しく教えてくれるでしょう。

働く会社によって、夜勤の大変さは変わります。

1人での会社選びが不安なら、IT専門のエージェントに手助けしてもらいましょう。

ネットワークエンジニアの夜勤が楽な理由まとめ

今回は、ネットワークエンジニアの夜勤が楽な理由について解説しました。

繰り返しになりますが、ネットワークエンジニアの夜勤が楽な理由は下記となります。

とはいえ、だれにとっても楽な仕事はありません。

人によっては、生活リズムが乱れて、つらい思いをしてしまいます。

また会社によっては、夜勤が楽じゃなくなる可能性もあります。

どんな会社で働くかは大切なので、夜勤が不安ならIT専門のエージェントに相談してみましょう。

無料で相談できますので、気軽に話をきくだけでもOKですよ！