ネットワークエンジニアの仕事についていけない！5つの理由と解決策

このような状況から、ネットワークエンジニアの仕事についていけないと悩む人は多いです。

ただ、本当にネットワークエンジニアの仕事だけが原因でしょうか？

そんな今回は、ネットワークエンジニアが仕事についていけない理由を5つを解説。

また、仕事についていけないときの解決策も紹介します。

このままネットワークエンジニアを続けるか悩んでいるなら、ぜひ本記事をご覧ください。

ネットワークエンジニアの仕事についていけない理由

まずは、ネットワークエンジニアの仕事についていけない人の理由を見てみましょう。

覚えることが多い

ネットワークエンジニアは、覚えることが多いです。

取り扱うネットワーク機器が多く、それぞれの役割や使用方法を覚えなければなりません。

またサーバーやセキュリティなど、ネットワークにかかわるITインフラ全般の知識も必要です。

英語やカタカナの専門用語も多く、聞きなれていない人は覚えるのが大変だと感じてしまいます。

夜勤やシフト勤務が合わない

ネットワークエンジニアの仕事では、24時間365日のシステムの監視業務があります。

深夜も交代でネットワークに問題がないかを監視しなければならず、夜勤やシフト勤務が合わない人にとっては大変です。

また、年末年始やGWの長期休みでも、交代で仕事をしなければなりません。

友人や家族との休みが合わず、仕事についていけないと感じる人がいます。

ネットワークの障害対応は大変

ネットワークに問題が起きると大変です。

過去にネットワークの通信障害があった実例をみてみましょう。

システム名	影響
ローソン Loppi	全国14,000店に設置している情報端末Loppiからチケットの発券や代金の入金手続きができなくなった。
中央労働金庫システム	セブン銀行、ゆうちょ銀行など、一部の提携先ATMでキャッシュカードの利用が不可となった。
ファミリーマー ト ファミペイ	利用者の電子マネー「ファミペイ」のチャージ及び支払いについて、正しく取引がされなかった。
GMOフィナンシャルゲート	同サービスを介したクレジットカード等の各種決済が利用できなくなった。
京成電鉄運行管理システム	浅草線の全線と、同線に接続する京急線の泉岳寺―品川間が始発から正午過ぎまで運転を見合わせた。

ネットワーク障害が起きてしまうと、ネットワークエンジニアは業務時間外でも対応しなければなりません。

休日や夜中も出社して、早急な対応が求められます。

ネットワーク障害の頻度は多くないですが、まれにトラブルが多い現場があります。

そのような現場では、体力面・精神面がきつくなり、仕事についていけないと思ってしまいます。

常駐先でフォローしてくれる人がいない

SESやSIerのネットワークエンジニアは、客先常駐で仕事をすることが多いです。

はじめて客先へ常駐するときは、何をしたらいいかわからず不安ですよね。

しかし、1人で客先へ派遣され、フォローしてくれる人がだれもいないことがあります。

頼れる人がだれもいない環境は、孤独です。

常駐先の環境によって、ネットワークエンジニアの仕事は無理だと思ってしまうでしょう。

未経験の研修がなかった

未経験からネットワークエンジニアへ転職したのに、研修がなかったらどうでしょうか。

仕事についていけるわけがありません。

ネットワークエンジニアは幅広い知識が必要なため、最低でも2ヶ月の基本的な研修は必要でしょう。

しかし、未経験歓迎でネットワークエンジニアを募集しているのに、研修がないブラック企業があるのも事実です。

そのような会社に入ってしまったら、ネットワークエンジニアに向いている人でも仕事についていくのはむずかしいでしょう。

研修がしっかりしている会社を探すなら、IT専門の転職エージェントを使うのがおすすめですよ。

ネットワークエンジニアの仕事についていく方法

本章では、ネットワークエンジニアの仕事についていく方法を2つ紹介します。

独学で勉強をする

仕事についていくためには、独学でも勉強をしましょう。

どんな仕事であれ、自分から学び続けることは必要です。

とくにIT業界は変化が早く、どんどん新しい技術がでてきます。

ネットワークエンジニアの仕事もクラウドサービスの登場によって、昔と比べて大きく変化しています。

独学で勉強するなら、方法は以下の3つです。

未経験からネットワークエンジニアになったのなら、CCNA（シーシーエヌエー）の資格取得を目指すのもおすすめです。

ネットワークエンジニアは専門職なので、少しでも時間を見つけて勉強していきましょう

仕事をひとりで抱え込まない

仕事をひとりで抱え込まないようにしましょう。

もし次のような場合は、上司や信頼できる人に相談してください。

ネットワークエンジニアの仕事は、チームでやるものです。

仕事をひとりで抱え込んでしまうと、業務が回らなくなります。

自分だけで何とかしようとせずに、業務を代わってもらったり、他の人に助けを求めるのは大切ですよ。

ネットワークエンジニアの仕事についていけないときの解決策

ネットワークエンジニアの仕事についていけないときの解決策は以下2つ。

「会社」か「仕事」が合っていない可能性が高いため、転職して環境を変えましょう。

働きやすい優良企業に転職

そもそも論ですが、今の会社は働きやすいですか？

「給料が低い」「研修がない」「夜勤が多い」「残業が長い」など、会社に不満はないですか？

ネットワークエンジニアを募集している会社はたくさんあります。

次のような働きやすい優良企業なら、ネットワークエンジニアの仕事を続けられるのではないでしょうか。

どんな会社で仕事をするかは大切です。

今までのキャリアを活かすなら、働きやすいネットワークエンジニアの優良企業へ転職するのがおすすめですよ。

他の職種に転職

ネットワークエンジニアの仕事が合わないと感じているなら、他の職種に転職しましょう。

次の仕事であれば、ネットワークエンジニアのキャリアを活かして転職ができます。

また少しでもプログラミング言語に触れていたのであれば、プログラマーへの転職も可能です。

自分がどんな職種に合っているかわからない場合は、IT転職エージェントに相談するのがおすすめです。

IT転職のプロが、無料であなたのキャリア相談にのってくれますよ。

また、希望にあった優良企業を厳選して紹介してくれるのも、大きなメリットです。

ひとりで転職活動をして失敗しないためにも、IT転職のプロには相談してみましょう。

ネットワークエンジニアの仕事についていけないまとめ

今回は、ネットワークエンジニアの仕事についていけない5つの理由を解説しました。

ネットワークエンジニアについていけないのは、仕事だけではなく、会社に原因があるかもしれません。

もし今の環境を変えたいなら、IT転職エージェントに相談しましょう。

働きやすい優良企業を紹介してくれますよ。